電気代の値上がりがすごいですね。どうしてこんなに!?電気料金の内訳を見ると、使用した電力は昨年の同じ月とほぼ変わらないのに支払い額はグンと上がっています。
値上がりの3つの原因
1.燃料価格の高騰
2.日本国内の電力供給不足
3.最エネ賦課金の上昇
燃料価格の変動が電気料金に反映されています。3か月間の平均燃料価格により算出され、2か月後の電気料金に反映されます。燃料調整額として明細に載っています。
また再エネ賦課金も年々上昇しています。太陽光発電や風力発電など再エネの買い取りに必要な費用を賄うための賦課金。再エネは現段階では原子力発電、火力発電に比べると割高です。 電気を使う人みんなでその費用を負担して再エネを増やそうとしているところです。
我が家の場合
2022/1 電気代 17,573円 調整額△324円 再エネ2,220円
2022/8 電気代 20,641円 調整額2,552円 再エネ1,897円
2022/10 電気代 11,101円 調整額1,426円 再エネ1,055円
2022/12 電気代は30,000円を超えてしまいました。
どうしたら電気代を節約できるのか?
この時期どうしたってかかる暖房費。そこで電気代の安い暖房器具を調べてみました。
1位 電気あんか 【約0.01~0.15円】
2位 電気毛布 【約0.1~0.8円】
3位 電気ひざ掛け 【約0.1~0.9円】
4位 レンジ湯たんぽ 【約0.7/1回】
5位 こたつ 【約2.2~5.4円】
6位 ホットカーペット 【約2.6~11.4円】
7位 エアコン 【12.7円】
8位 カーボンヒーター 【約10.8~21.6円】
9位 ハロゲンヒーター 【約12.2~24.3円】
10位 セラミックファンヒーター 【約13.5~274円】
11位 オイルヒーター 【約18.9~32.4円】
12位 床暖房(電気式) 【約25.9~77円】
電気あんかや湯たんぽ、寝るときや動かないときはいいですよね。家事をするときなどは、まさか湯たんぽを抱えてはできません。こたつに入ったら何もできなくなってしまいます。
部屋全体を暖める暖房器具の電気代の安いランキングは…
1位 エアコン 【2.8~39円】
2位 ガスファンヒーター 【11円】
3位 石油ファンヒーター 【17円】
4位 セラミックファンヒーター 【27円】
4位 電気ストーブ 【27円】
ガスファンヒーター、石油ファンヒーターは電気代の他に燃料代がかかりますし、こう見ると一番電気代を安く抑えられるのはエアコンになりますね。
ただしエアコンの電気代には波があるので注意が必要です。
エアコンの電気代が高くなるケース
1.強運転を続けた
2.設定温度を高くした
3.外気温が低く設定温度との差が大きいとき
4.電源ON・OFFを頻繁にした
などです。
近年建築された家であれば、高気密高断熱、もちろんサッシも高性能なのでエアコンの効きもよいですが、古い家の場合サッシが単板ガラスだったり断熱材の性能も低かったりと暖房の効きが悪いです。窓にプチプチを貼ったり建具の隙間に隙間テープを貼るなどして冷気の侵入を防ぎ、暖気を逃さないようにするとよいです。(大き目のプチプチの方が効果大です!)
物価高騰、電気代値上がり等々…工夫してなんとか乗り越えましょう!!